◆短歌人会の基礎データ
短歌人会は、2009(平成21)年に創立70周年を迎える短歌結社です。
結社とは古めかしい言葉に聞こえるかもしれません。
短歌における作品発表の場であり、また研鑽のための機関とお考え下さい。
作品発表の場としては、毎月短歌雑誌「短歌人」を編集発行しています。
結社誌では掲載にあたって選があることが(全作品が没になることはありません)、同人誌との大きな違いです。また全国各地で開かれる歌会(作品を持ち寄って批評する会)における批評も重要な会の役割です。
短歌人会は長い歴史を持ちますが、結社としてはいち早く主宰制度を廃止し複数選者による編集委員制を取り入れており、自由な空気を何より大切にしています。その空気の中で今までに現代短歌を代表し得る数多くの歌人を輩出してきましたし、現在でも先鋭的かつ文学作品として充実した作品を送り出そうと積極的に活動しています。
会員・同人も全国各地に所在し、年代も10・20歳代から80歳以上の方まであらゆる世代の方が活発な活動を行っています。
| 設立 | 1939年(昭和14年)4月 |
| 会員数 | 約700名(2009年1月現在) |
| 主宰者 | なし |
| 発行人 | 中地 俊夫 |
| 編集人 | 小池 光 |
| 印刷所 | 協同印刷株式会社 |
| 発行所 | 短歌人会 |
| 〒197-0004 東京都福生市南田園3-16-23 振替番号 00130-9-83050 |
| 編集委員 | |||
| 中地 俊夫 | 小池 光 | 今井 千草 | |
| 宇田川 寛之 | 大森 益雄 | 神代 勝敏 | |
| 斉藤 典子 | 諏訪部 仁 | 橘 國臣 | |
| 西勝 洋一 | 長谷川 富市 | 平野 久美子 | |
| 藤原 龍一郎 | 三井 ゆき |
| 編集顧問 | |||
| 大和 克子 | 多 久麻 | 蒔田 さくら子 |
◆短歌人略年譜
| 1939(昭和14)年4月 | 佐佐木信綱主宰誌「心の花」同人で、研究会「三々会」メンバーであった鵜木保、鷲見治喜次、山川柳子、木下立安、栗原潔子らが斎藤瀏を主宰として擁立し、「心の花」から独立する形で創刊した。初代発行人は木下立安。創刊号出詠者は195名。 |
| 1945(昭和20)年4月 | 印刷所の罹災消失により一旦休刊する。 |
| 1946(昭和21)年4月 | 復刊。出詠者は187名。 |
| 1947(昭和22)年5月 | 長野疎開中の斎藤瀏の要請により、小宮良太郎が編集人兼発行人に就任。 |
| 1948(昭和23)年7月9日 | 第三種郵便物認可。 |
| 1953(昭和28)年5月 | 斎藤瀏や木下立安の相次ぐ逝去に伴い主宰者制から、同人より選挙で選出された編集委員によって会運営および指導を行う編集委員制に移行する。通称、第三の出発。なおこの制度は現在まで継続して運用されている。 |
| 1954(昭和29)年7月 | 「斎藤瀏先生を偲ぶ会」が行われた。同月、斎藤瀏賞設定。 |
| 1956(昭和31)年 | 短歌人賞制定。当初は「同人の部」と「会員の部」の二部門制。 |
| 1960(昭和35)年 | 日本短歌雑誌連盟より優良歌誌表彰を受ける。 |
| 1962(昭和37)年 | 斎藤史らが退会。 |
| 1966(昭和41)年 | 高瀬一誌が編集人兼発行人に就任。同年5月、小宮良太郎逝去。 |
| 1968(昭和43)年 | 20代(10代)作品特集開始。ここから三井ゆき、小池光、永井陽子、仙波龍英、藤原龍一郎、吉岡生夫など多くの人材が輩出された。 |
| 1969(昭和44)年 | 短歌人賞・会員の部を短歌人新人賞と改称。 |
| 1975(昭和50)年 | 短歌人評論賞制定(1986年に評論・エッセイ賞と改称)。 |
| 1985(昭和60)年3月 | 編集人兼発行人高瀬一誌退任に伴い、発行人に蒔田さくら子が、編集人に小池光がそれぞれ就任。 |
| 1989(平成元)年 | 4月号を50周年記念号として刊行。同年9月16日、東京・日本青年館で50周年記念大会。参加者は来賓含め211名。 |
| 1996年(平成8)3月 | 蒔田さくら子に代わり、中地俊夫が発行人に就任。 |
| 1997年(平成9)3月 | インターネット上に短歌人公式ホームページを開設。 |
| 1999年(平成11) | 4月号を60周年記念号として刊行。 |
| 2000(平成12)年1月 | 永井陽子逝去。同年4月、仙波龍英逝去。 |
| 2001(平成13)年5月 | 高瀬一誌逝去。同年11月、小中英之逝去。 |
| 2002(平成14)年 | 短歌人新人賞を終了し、高瀬賞に改組。 |
| 2004年(平成16) | 7月30日~8月2日、通巻750号記念企画として台湾・台北市内で夏季全国集会を開催。台湾歌壇の歌人32名を含む、118名が参加。同年12月号で通巻750号。 |
| 2009年(平成21) | 2月号で通巻800号を迎え、4月号を70周年記念号として刊行。 |
◆会費
- 本会の会費は会員月額1,300円、同人月額2,000円です。
(学生の方はお申し出いただくことにより半額になります。自動的に半額とはなりません。必ずお申し出下さい) - 購読のみを希望する方は一冊1,000円で頒布します。なお購読の方には学割は適用されません。
- 入会に際しての入会金などはありませんが、会費は6ヶ月分以上の前納でお願いしています。従って会員は6ヶ月分で7,800円(学割適用の場合3,900円)となります。購読会員の方は6ヶ月分で6,000円です。この場合は「短歌人」誌に作品を掲載することは出来ません。
- 会員・購読会員および同人には毎月「短歌人」を1部送付します。
- 住所変更、入退会についてはすべて葉書で発行所宛に連絡して下さい。編集委員あるいは本サイト管理担当宛では処理されません。
また、カンパも随時受け付けております。入金先は会費の振込口座と同じです。会費納入の際に同時にカンパして戴くのも歓迎します。1口3,000円ですが1口未満でも承ります。カンパは会費収入とならぶ短歌人会の大きな収益の柱ですが、これは経済的に事情ある会員もいることから、会費はなるべく低額に抑え、別にカンパを募ることで会費収入のみに依存することを避けるためです。
ご理解とご協力の程をよろしくお願い申し上げます。
◆原稿の書き方
- 月例作品は選歌を希望する編集委員宛直送のこと。毎月最大15首まで。
- 特集企画の作品・評論・三角点等文章はすべて発行所宛。
- 原稿の締切は毎月12日(必着)です。ただし12月は年始年末の関係で締切は7日に繰り上がります。
- 作品・文章類を問わず、原稿はB4判四百字詰原稿用紙を使用のこと。パソコン・ワープロ使用の際は原稿用紙に印刷する必要はありませんが、用紙サイズは必ずB4を使用、書式20字×20行も厳守して下さい。
- 原稿が2枚以上にわたる場合は、用紙を開いた状態で右肩をホッチキスもしくは糊で必ず止めてください。また2枚目以降の原稿が数行しかなく大幅に余白が生じた場合でも、用紙を切ることはおやめ下さい。
- 原稿はいずれも郵送のこと。FAXならびにEメールでの送付は不可。
- 作品原稿には、最初に所属欄および新かな・旧かなの別を冒頭に書いて下さい。また筆名の人は本名を( )で併記のこと。
◆添削を希望される方へ
- 短歌人会では会員1・2欄所属者に対し、編集委員による添削も行っています。作品の添削を希望する方は同一の原稿を2部、希望する編集委員までお送り下さい。このとき住所と宛名を明記して切手を貼った返信用封筒を同封すること。
- 添削料は1回1,000円。書留や為替などで直接添削者宛に送って下さい。送金方法は各編集委員に一度お問合せ下さることをお勧め致します。作品は15首以内なら何首でも構いませんが、添削はうち5首を選んで行います。添削対象歌を誌上掲載の際には、添削後のものを掲載します。